さりげなく自慢したくなるような、ジーンズと革ジャン、財布の製作と修理工房

銀屋工房は
創業昭和58年です。
18歳からヴィンテージジーンズの世界に飛び込んで (デニムや服作り)をメインに、彫金20年、レザークラフト35年、レザーカービング15年の修行をしてきました。
ヴィンテージジーンズを追求し、製作にいたっては42年が経ちました。
ジーンズや革ジャンにおいては時折、大手ジーンズメーカーやOEMのご依頼もございますがさりげなく自慢したくなるような物作りとご依頼主様の声や顔が見える物作りを心情にやっております。
20歳から縫製業の丁稚(でっち)を始めて、23歳で独立し38歳までツナギ、オーバーオール、ブルゾン、ジャケット、ボトムなどあらゆる製品を縫ってきました。
ファスナーの付け方や玉縁ポケット、テーラーの襟返し縫い、手縫いハトメ穴までどんな物でも縫える技術を身に付けました。

リフォームの縫製指導から20数軒に及ぶ縫製工場の指導経験もあり、40年ミシンを踏み続けています。この事は、リペアをする上で経験上どんなパターン(型紙)かが、分かると言う事になり、どの直し方が一番デニムや革ジャンに良いのか、なおかつ自然なシルエットラインの状態に直せるかが分かると言う事に繋がります。

ヴィンテージブームが到来する以前よりジーンズのリペアを友人、知人,
古着店から依頼され直してきましたし、以前より第二次世界大戦前のミシンを世界より集めヴンテージ復刻ジーンズも作ってきました。
お陰様で40年もデニムの世界に身を投じていると有名な古着店の方やデニムメーカーの方との交流もでき今でこそ何百万もするよなリーバイスデニムやジャケットに出会えたり、実際にバレンシア工場を見学した方からも工場内の風景等も聞いたりもできました。ヴィンテージファンとして幸せな事です。
 
機屋の息子として育った私は
自宅の敷地内からは、ガッチャンガッチャンとシャトル機の音が朝な夕に聞こえてきました。
私の記憶では坂本式だったか豊田G型シャトル機だったかは記憶が定かでは
ありませんがシャトル機の糸切れの見張り番を良くしていました。

幼少の頃の私は病弱で、学校も年間に100日程度しか出席できず そんなんだからテストをやっても良い点など取れるはずもない。 将来に不安を抱きながら時間はたつ一方でした。
そんな私を見て母親は将来結婚できないかも知れないと思ったらしく小学生の頃から裁縫、編み物、雑巾がけ、洗濯の干し方や料理などを熱心に教え込みました。
その甲斐あってか、札付きの不良ではありましたが人に負けない何かをやってやろう、何かで一番をとってやろうという思いは人一倍でした。20才から服作り、デニム作りの世界に飛び込みました。ミシンを踏んでもなんの違和感もなく毎夜、深夜まで仕事をしてもなんの苦にもなりませんでした。あばら家の様なオンボロ借家、裸一貫からのスタートでした。
腕一本で何とか小さいながら工房や教室を持てるまでになりました。
ミシンを踏むことが私の天性だと思えた。ジーンズ作りにだんだんのめり込んでいきミシンを踏んだら他の人には負ける気はしない!それくらい服やデニムを作って来ました。
その当時はダ・ルチザンが出来て五年くらいたった頃だと記憶しています。

革との出会いは25歳の時、縫製での師匠がB-3やライダースの革ジャンを縫っていました。当時、まだまだ縫製の駆け出しの私にとっては革ジャンの縫いを教えてもらえる訳もなく師匠の縫うのを見ては家に帰り猛練習をしました。それ以来少しづつレザークラフトの修行をしジーンズや彫金教室で少し余裕もできレザークラフト教室開講から早17年経過しました。
私自身は、ヴィンテージジーンズ、ジージャン、スカジャン(東洋)、アロハ(東洋)、MA-1等のコレクターでもあり、こよなくジーンズ、スカジャン、アロハが大好きです。
 
お見積りの値段には理由があるのです。
 
銀屋工房は技術の安売りは致しません。
それはお客様のため、そしてそれを身に着けたお客様のためです。
安くしてとたまに言われますが最低工賃にも限界があります。
手間暇を掛け丹念にデニムや革ジャン等の修理や製作をします。
その出来に見合う工賃がもらえる。腕が良ければ工賃も上がる。
実入りも良くなれば、気持ちも上機しその分作業にいっそうの手間暇を掛けることができるし、また腕も向上します。
昨今では電気代やミシンの部品代、糸代も値が上がっております。
決めた工賃にも限界があり
その限界を超えた時、安直な妥協へと変化します。
 
細々と工房をやっていますと苦しい時もありますが20歳で工房を立ち上げた時に、
いくら苦しくても技術の安売りはしないと決め、安売りをするぐらいなら「米の研ぎ汁」をすすってでも生きてゆくと腹も据えておりますし
実際にその様にしてきました。
 
当工房はプロとしての責任の元「良い商品を作ろう」と本気で取り組み
お客様のご要望に沿った技術をご提供するための的確な価格設定を行っているのです。
だからこそ他メーカーの安価な商品には絶対負けない商品と技術をご提供できるのです。
それだからこそ物づくりに自信がつき、製品が輝くのです。
 
安い商品,安い修理屋をお探しなら銀屋工房ではお役に立てません。
 
最高のヴィンテージ復刻デニムと革ジャンや修理職人をお探しなら銀屋工房にお任せ下さい。
 
お預かりした修理品やご注文頂いたデニムや革製品は一生懸命に作業しますので、いい加減なご依頼は全てお断りさせて頂きます。
そうでないと当工房を信頼して当工房のルールに添ってご依頼くださった方々や常連の方に申し訳がたちません。
 
ヴィンテージデニムが好きな方へ
デニム作りの技術を私の代で終わるのはもったいのうございいます。
当工房では私の持っている技術を惜しみなく教室でお教えます。
デニムの世界を私と一緒に盛り上げていきませんか。
是非教室にきてください。
 
そして、このホームページに訪れた全ての人が素敵な一日になりますように。


銀屋工房 店主